国公立・私立の保育園(所)・幼稚園と協働で「幼児期につけておきたい力を育むためにはどのような環境や保育者の援助が必要か」「心の育ち」などのテーマで,公開保育や実践事例を通して研究を進めてきました。
16年度
17年度
「遊びの中の学びの芽」をテーマに事例を持ち寄って話し合うとともに,公開保育や視察を行い,そのまとめを第1次レポートとして発信。
18年度 「幼児期につけておきたい力」をテーマにし,それを「協調性」「基本的生活習慣」「社会性」「自尊感情」「自分の気持ちを相手に伝えられる力(表現力)」「話す力,伝える力,聞く力(コミュニケーション力)」「生きものとかかわることが好き」「思いやる(お互いを認め合う)力」「遊ぶ力,創造する力」「集中力」に10分類し事例検討を行い,そのまとめを第2次レポートとして発信。
19年度
20年度
「『幼児期につけておきたい力』を育むためには,どのような環境や保育者の援助が必要か」をテーマに,事例や公開保育をもとに話し合いを行い,具体的な援助や環境について研究を深めた。
その中で,「子どもの心を育む」という視点に立った環境構成であり援助でなければならないことを確認し,20年度においては,「子どもの心の育ち」に気付いた事例を持ち寄り,その事例を「基本的生活習慣」「人とのかかわり」「生命の大切さに気付く」などの場面で分類しつつ,保育者の援助や環境構成についての研究を進めてきた。